はじめに
- 802.11はいわゆるWi-Fiのことです。
- 802.15.1はいわゆるBluetoothのことです。BR/EDRとBLEを区別するために,同表記も追加で用います。
- 802.15.4はいわゆるZigBeeのことです。
- P2PはいわゆるWi-Fi Directのことです。
- IBSSはいわゆるAd-Hocモードのことです。
- 技術基準適合証明については総務省電波利用ホームページの技術基準適合証明等を受けた機器の検索から製品型番または弊社名ウィビコムで検索してください。
購入方法
- ページ右上のフォームまたはメールでお問合せ下さい。
- 注文書(任意様式)をご用意ください。
- 初回取引は原則として銀行振り込み前払いとなります。
- 銀行振り込み手数料はご負担下さい。
RS9110およびRS9113シリーズについて
- RS9110およびRS9113シリーズはRF回路の違いにより,
シングルバンドモジュールおよびデュアルバンドモジュールに区別されます。
- シングルバンドモジュールは2.4GHz帯のみをサポートします。
- デュアルバンドモジュールは2.4GHz帯および5GHz帯の両方をサポートします。
- 注意: RFが1系統なので2.4GHz帯と5GHz帯の同時運用は不可能です。
- RS9110およびRS9113シリーズはモジュール単体では動作しないので,ホストが必要です。
- RS9110およびRS9113シリーズは機能の違いにより,n-Link,Connect-io-nおよびWiSeConnectに区別されます。
- n-Link
- プロトコルスタック上位層がホスト側で動作します。
- Linuxに対応しています。
- ポーティング済みのLinuxバイナリドライバを提供可能です。(費用応相談)
- Linuxドライバソースコードの提供にはライセンス契約が必要です。(費用応相談)
- Androidには対応予定です。
- Windowsに対応予定です。
- uITRONには対応していません。
- ホストインターフェースはUSBまたはSDIOです。
- Connect-io-n
- プロトコルスタックがモジュール側で動作します。
- RTOSまたはOSなしのホスト構成が可能です。
- ホストインターフェースはSPI,UARTまたはUSB(RS9113のみ)です。
- 802.11N動作モードはクライアント,AP(RS9113のみ)またはIBSS(RS9110のみ)です。
- WPA/WPA2パーソナルをサポートします。
- WiSeConnect
- エンベッデッドモジュールのすべての機能を持っています。
- 802.11 P2Pモードをサポートします。
- WPA/WPA2エンタープライズクライアント側をサポートします。
- RS9113シリーズは802.11に加えて802.15.4および802.15.1をサポート
- 802.11機能は常に有効です。使用しないことは可能ですが,メリットがないのでRS9113シリーズ以外を検討した方がよいかと。
- 802.11,802.15.1および802.15.4のすべてを同時に運用することは不可能です。
- 同時運用可能な組み合わせについてはドキュメントを参照してください。
- RS9113-NBZ-S1X-EVKおよびRS9113-NBZ-D1X-EVKの内容物
- RS9113-NBZ-S1X-EVB: RS9113-NBZ-S1Xモジュールをベースボードに実装したもの
- RS9113-NBZ-D1X-EVB: RS9113-NBZ-D1Xモジュールをベースボードに実装したもの
- USBフラッシュメモリ: Live Linuxインストール済み
- SDIOアダプタ
- SPIヘッダ
- USBケーブル
- ユーザーガイド・リファレンスマニュアル等のドキュメント
- RS9113シリーズ型番の覚え方
- 型番にO, o(オー)は含まれません。0(ゼロ)です。
- 型番にI, i(アイ)およびl(エル)は含まれません。1(ワン)です。
- RS9113-NBZ-D1N: 802.11n
- RS9113-NBZ-D1N: Bluetooth or 0)none
- RS9113-NBZ-D1N: ZigBee or 0)none
- RS9113-NBZ-D1N: Dual band or Single band
- RS9113-NBZ-D1N: 0)Core module, 1)Integrated antenna module or 3)Half mini PCI express card
- RS9113-NBZ-D1N: n-Link, Conect-io-n or WiseConnect